流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2014年2月第4週

 先週までは、インフルエンザが毎週増加していましたが、今週は増加傾向はみられず、先週と同じ程度か、あるいは減少傾向に転じた可能性があります。現時点では、インフルエンザAがBより多くみられています。しかし、インフルエンザAにくらべてBの割合が増えてきました。例年、インフルエンザBが流行してきますとインフルエンザの流行も終焉に近づいてきますので、今シーズンももう少しというところでしょう。
 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、少しずつ減少しつつあります。小児では、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症などが、わずかにみられています。
 アレルギー疾患では、スギ花粉が原因と考えられる、結膜炎や鼻炎が増加しています。スギ花粉症シーズンが始まったようです。

2014年2月19日

2014年2月第3週

 成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は先週と同じ程度です。小児では、咽頭結膜熱(プール熱)はわずかに増加していましたが、感染性胃腸炎など他の疾患は先週と同じ程度です。
 インフルエンザは成人、小児とも先週と比べ増加しています。特に小児では更に増しています。A型がほとんどですが、B型の報告もありました。
 今週も流行している皮膚感染症や皮膚疾患はありません。
 花粉症(鼻炎、結膜炎)の患者さんが先週よりも増えてきました。スギ花粉の飛散が始まったようです。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 県内全域でインフルエンザ注意報レベルになったと発表されました。特に、松山市は警報レベルに迫っています。東中予はA型が多く、南予はA、B型が半々とのことです。うがい手洗いを心掛け、人ごみに出る場合はマスクを着用し、感染予防には十分気を付けて下さい。

2014年2月13日

2014年2月第2週

 成人では気管支喘息は若干増加しており、小児では咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が増加、その他の疾患は先週と同程度です。
 また、成人、小児共にインフルエンザが増加しています。A型がほとんどですが、僅かながらB型みられます。感染予防には十分気を付けましょう。
 皮膚疾患では、今週も特に流行している皮膚感染症や皮膚疾患はありません。激しい凍瘡(しもやけ)の患者さんが多く来院しています。
 花粉症(鼻炎、結膜炎)が増加してきました。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 花粉症の症状がみられる患者さんが増えてきました。例年症状のある方は早めの専門医受診をお勧めいたします。

2014年2月5日

2014年1月第5週

 成人では気管支喘息は減少していますが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加しています。その他、溶連菌感染症も報告されています。
 インフルエンザは増加傾向です。例年なら、まずA型が、次にB型が流行ってシーズンが終わりますが、今年は初期からB型が混在しており、流行の広がりに注意が必要かもしれません。
 小児では咽頭結膜熱(プール熱)は減ってきました。成人同様、インフルエンザが増加しています。
 皮膚疾患では、寒波の影響で凍瘡(しもやけ)の患者さんが増えています。
 花粉症(鼻炎、結膜炎)はまだ少ない状態です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 インフルエンザが急増してきました。熱が高くなくても、検査をするとインフルエンザだった、という場合もあります。体調に異変を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。また、花粉症のシーズンも近づいてきました。症状が出る前から治療を始めると、症状が緩和されると言われています。お近くの専門医にご相談ください。

 

2014年1月29日

2014年1月第4週

 インフルエンザの報告が増えてきています。A型がほとんどですが、B型も散見されます。異型肺炎の報告もありました。今後のインフルエンザ情報にご注意ください。外出時はマスクを着用し、人ごみを避け、帰宅後は手洗いやうがいで予防を心がけましょう。体調がおかしいときは早めに病院を受診しましょう。
 小児では水痘がやや増加、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、咽頭結膜熱(プール熱)はやや減少しました。
 皮膚疾患では、空気の乾燥による肌のトラブル、凍瘡(しもやけ)で受診される方が多くみられます。
 花粉症は同程度です。流行性結膜炎(はやり目)の報告がみられます。

2014年1月22日

2014年1月第3週

 寒さが強まり本格的な冬になってきましたが、今のところインフルエンザは散発的で少数です。しかし新学期が始まりインフルエンザの流行期に入りますので、今後の動向に注意が必要です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は成人小児ともにやや減少していますが、比較的多く見られます。また小児ではアデノウイルスによる咽頭結膜熱(プール熱)や咽頭扁桃炎、RSウイルスによる気管支炎や肺炎なども引き続き見られます。
 乾燥が強い季節であり、乾燥による皮膚のトラブルが多く見られます。保湿剤を上手に利用し、スキンケアを行ってください。
 花粉やホコリ、ダニなどによるアレルギー性鼻炎や結膜炎も少し見られます。

2014年1月15日

2014年1月第2週

 成人ではインフルエンザの報告は、まだ少ないようですが、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、異型肺炎(マイコプラズマなど)の報告がわずかにあり、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は増加しています。
 小児でもインフルエンザは少なく、水痘、咽頭結膜熱(プール熱)が微増し、感染性胃腸炎はやや減少したものの依然として流行しています。
 皮膚疾患では特に流行している感染症はなく、季節がら乾燥性の皮膚炎が多くなっています。
 花粉症(鼻炎)はやや増加しており、花粉症(結膜炎)は同程度の流行で、流行性結膜炎(はやり目)は減少しています。
 冬休みも終わり、新学期や仕事が始まりましたので、手洗いうがい、咳エチケットに気をつけてください。

2014年1月8日