流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2019年1月第4週

成人では、インフルエンザA型が増加しています。喘息発作は少し減少しています。溶連菌感染症の報告がわずかにありました。

小児でも、インフルエンザA型が急速に拡大しています。インフルエンザB型もわずかに報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少傾向です。

皮膚科では、特に流行っている皮膚疾患はありません。暖冬のせいか凍瘡(しもやけ)も例年に比べ少ないようです。

アレルギー性鼻炎の報告は横ばいで、アレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)もまだ多いです。

新学期で集団生活が再開し、インフルエンザの報告が急増しています。規則正しい生活を心掛け、不必要な外出を避けるなど、健康管理に努めましょう。もし発熱や倦怠感など感染が疑われる症状が出た時は、無理をせず休息し、医療機関を受診しましょう。

2019年1月23日

2019年1月第3週

内科ではインフルエンザA型が増加しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は少し減少し、喘息発作の報告は横ばいです。31歳男性でA型肝炎の報告がありました。

小児科では、インフルエンザA型が流行拡大しています。感染性胃腸炎も多くみられます。

皮膚科では特に流行っている皮膚疾患はありません。伝染性紅斑(りんご病)が多くはありませんがみられます。

眼科では、アレルギー性結膜炎は、減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。

耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は少し減りました。インフルエンザA型の報告が増えています。

2019年1月16日

2019年1月第2週

年末より内科・小児科ともインフルエンザA型の報告が増えてきました。いよいよインフルエンザの流行期にはいった模様です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症もちらほらとみられています。

また、小児科ではアデノウイルス感染症がまだ流行しています。RSウイルス性気管支炎も乳幼児を中心に散見されています。

皮膚科で特に流行っている皮膚疾患はありませんが、寒くなり凍瘡(しもやけ)が増えてきています。

耳鼻咽喉科でもインフルエンザA型の報告がありました。アレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。

眼科ではアデノウイルス結膜炎(はやり目)が流行しています。アレルギー性結膜炎はそれほど多くはありません。

年末年始に旅行や初詣など、人ごみに出かけた人も多いのではないかと思います。外出先から帰ったら、うがい・手洗いを徹底し、インフルエンザや胃腸炎などにかからないように気を付けましょう。かかってしまったら、自分のためにも周囲の方のためにも十分に休養を取りましょう。

2019年1月9日

2018年12月第5週

内科では溶連菌感染症の報告が多少ありました。また、インフルエンザA型が少し報告されています。65歳以上で水痘(みずぼうそう)の報告が1例ありました。喘息発作や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
小児でも同様にインフルエンザA型が出始め、水痘の流行している地域があります。アデノウイルス感染症も増えています。感染性胃腸炎もよくみられます。
皮膚科で特に流行っている皮膚疾患はありませんが、寒くなり、凍瘡(しもやけ)が増えてきています。
耳鼻咽喉科でもインフルエンザA型の報告が少しありました。アレルギー性鼻炎の報告は、横ばいです。
眼科ではアデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行しています。主に乳幼児ですが、それ以外の年齢層にも見られています。アレルギー性結膜炎は、先週より減少しています。
冬休みも始まり、年末年始は旅行やお参りなど人込みの多い場所へ行く機会が増えます。マスクや手洗いうがいなどで感染予防に注意しましょう。

2018年12月26日

2018年12月第4週

 

 気温の急激な変化で体調を崩す人が増えてきました。インフルエンザは今のところ流行はありませんが、今後低温や乾燥が続くと注意が必要です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が成人、小児ともに増加しています。家族中で感染することも少なくありません。吐いた物や便にはウイルスが多量に含まれていますので、上手に処理をしないと感染する原因になります。もしそれらを扱った時はしっかり手洗いをしてください。その他、溶連菌感染症やぜんそく発作、小児では水痘(みずぼうそう)や手足口病が少しみられます。花粉によるアレルギー性鼻炎やアデノウイルス結膜炎(はやり目)は多くありません。皮膚の乾燥が強くなり、かゆみを訴えたり皮膚炎が悪化する人が増えてきました。保湿剤を使用してスキンケアを行って下さい。年末にかけて暴飲暴食をする機会が続きます。十分な睡眠を含めて体調を整え、いろんな感染症にかからないようにしてください。

2018年12月19日

2018年12月第3週

 成人では溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症の報告がわずかにあります。また、インフルエンザA型が1例報告されています。喘息発作や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
小児では、感染性胃腸炎、喘息発作、溶連菌感染症が少し流行しています。インフルエンザもわずかに報告されています。
特に流行っている皮膚疾患はありません。乾燥で受診される人が多いです。
耳鼻科では、アレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。
眼科では、アレルギー性結膜炎は、同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は先週より減りました。
気温の変化の大きい日が続いています。体調管理には十分気を使いましょう。外出から帰ったら、うがい・手洗いを励行しましょう。

2018年12月12日

2018年12月第2週

成人では、インフルエンザA型が1例報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。その他、目立った報告はありません。

小児では、感染性胃腸炎は増加、喘息発作は減少、インフルエンザA型の報告がありました。

特に流行っている皮膚疾患はありません。凍瘡(しもやけ)で受診する人がみられるようになりました。

耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。

眼科では、アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)が増えています。結膜炎症状があっても受診せずその周囲で感染が広がっている例がみられます。充血や眼脂を認める場合には、すみやかに専門医を受診しましょう。

季節は気温が下がり、暖房を使用する事も増えるためさらに乾燥しやすくなってきました。加湿器を利用するなど快適な環境作りを心掛け、休息をしっかり取って体調管理に気を付けましょう。

2018年12月5日

2018年11月第5週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は減少しています。溶連菌感染症とインフルエンザA型の報告がありました。
 小児科は、感染性胃腸炎と喘息発作が目立ちます。インフルエンザA型の孤発例もありました。
 皮膚科では特に流行っている皮膚疾患はありません。乾燥で受診する人が多くみられます。
 眼科では、アレルギー性結膜炎は、先週に比べ少し減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は減りました。

2018年11月28日

2018年11月第4週

 成人では、溶連菌感染症がわずかに報告される程度です。喘息発作の報告が少し増加しています。
 小児では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)と喘息発作が比較的多くみられます。
 アレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。
 アレルギー性結膜炎は、先週に比べ増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告があります。
 特に流行っている皮膚疾患はありません。
 この季節は気温が低くなることに加え、空気の乾燥やそれに伴うほこり、風邪などで喘息の症状が悪化しやすくなります。喘息のある方はひどくならないように早めに治療を受けましょう。

2018年11月21日

2018年11月第3週

 特に流行っている疾患はありませんが、内科・小児科領域では溶連菌感染症が少し増えています。また、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息も先週と変わらず出ています。乳幼児のRSウイルス気管支炎は下火になってきました。皮膚科では皮膚の乾燥で受診される方が増えてきているようです。アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎はそれほど多くはありませんが、アデノウイルス結膜炎(はやり目)が松山東部で出ているようです。
 これから冬に向かうにつれて空気が乾燥してくると、いわゆる「風邪」をひきやすくなってきます。また、朝晩の冷え込みもきつくなると体調を崩しやすいものです。うがい、手洗い、部屋の換気をこまめにして過ごしましょう。

2018年11月14日