流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2019年6月第4週

 内科では、インフルエンザの報告がなくなりました。溶連菌感染症の報告がわずかにあり、感染性腸炎(嘔吐下痢症)、喘息発作は横ばいです。
 小児科では感染性胃腸炎、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)が流行っています。喘息発作も増えています。
 皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。
 眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎はやや減りました。インフルエンザの報告はごくわずかですが見られます。
 気温湿度ともに高くなってきました。急に暑くなると体が暑さに慣れていないため熱中症をおこしやすくなります。睡眠や栄養、休息を十分にとって体調管理に気を付け、規則正しい生活を心掛けましょう。

2019年6月19日

2019年6月第3週

内科ではインフルエンザA型の報告がわずかにありましたが、B型の報告はありません。溶連菌感染症の報告が少しあり、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。
 小児科では一部の小学校でインフルエンザB型がまだ流行っており、感染性胃腸炎、喘息発作、アデノウイルス感染症が比較的よく見られます。
 皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。
 耳鼻科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と同程度です。インフルエンザの報告がわずかにあります。
 眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告があります。
 急激に気温も上がってきておりますので、適度な空調や衣服の工夫を行い、また日よけで直射日光を避けるなど熱中症の予防に気をつけましょう。

2019年6月12日

2019年6月第2週

成人ではインフルエンザB型の報告が少しありましたがA型の報告は無くなりました。溶連菌感染症の報告がわずかにあり、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は減少しています。

 小児では感染性胃腸炎、喘息発作、溶連菌感染症が比較的よく見られます。インフルエンザB型もわずかに流行しています。

 特に流行っている皮膚疾患はありません。

 耳鼻科ではアレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。インフルエンザの報告がわずかにありました。

 眼科ではアレルギー性結膜炎の報告は同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は減っていますがまだ報告があります。

 急に気温が上がり半袖など半ズボンなどを着る機会が増えてきました。6月に入り幼稚園や保育園ではプールや水遊びが始まるところもあります。日焼け止めによる紫外線対策や虫よけスプレーなどによる虫刺され対策を心がけましょう。

2019年6月5日

2019年5月第5週

インフルエンザA型はほとんど見られなくなりました。B型の報告はまだわずかにあります。今は流行しているというほどの感染症はありませんが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症がやや目立っています。また、季節の変わり目のためか喘息発作で受診される方が少し増えた印象です。アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は先週から横ばいです。現在特に流行っている皮膚疾患はありませんが、これから夏に向かって汗疹(あせも)、虫刺されや感染性の皮膚疾患が増えていくと予想されます。急に気温が高い日がふえて、真夏日になる日もみられるようになりましたが、まだ体は暑さに慣れていません。熱中症に気を付けて過ごしましょう。一方で昼夜の気温差が大きく、まだ朝晩は肌寒く感じる時もあります。このような時期には風邪をひきやすくなったり、喘息発作を起こしやすくなったりします。無理をせず、体調管理に気を付けましょう。

2019年5月29日

2019年5月第4週

内科ではインフルエンザA型の報告はなく、B型の報告がわずかにありました。溶連菌感染症の報告が少しありました。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。
小児科ではインフルエンザはほとんど流行していません。感染性胃腸炎、アデノウイルス感染症、喘息発作が先週同様目立ちます。
皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。
耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎は減りました。インフルエンザの報告はほとんどなくなりました。
眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は減っていますが、報告は見られます。
朝晩は涼しいですが、日中は気温が上昇し25度を超える日が多くなりました。熱中症の報告も見られます。水分補給を心がけ、体調管理には十分お気をつけ下さい。

2019年5月22日

2019年5月第3週

内科ではインフルエンザA型、B型共に徐々に減少しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児科ではインフルエンザB型がわずかに見られます。感染性胃腸炎は依然として流行っています。アデノウイルス感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症、喘息発作は増加しています。皮膚科では特に流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っています。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告はやや増加しました。インフルエンザの報告は一旦減少に転ずるもやや増加しています。朝晩の寒暖差がまだまだ激しい時期です。日中は気温が上昇し紫外線も強い季節に入ってきました。外出時は紫外線対策を行い、脱水症にも注意し、健康管理に努めましょう。

2019年5月15日

2019年5月第2週

内科ではインフルエンザA型B型が増加しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作などは横ばいです。小児科ではインフルエンザの増加に加え、ヒトメタニューモウイルス感染症が流行しています。皮膚科では流行している疾患は特にありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎は少し増加しています。依然インフルエンザの報告も見られます。眼科ではアレルギー性結膜炎が増加しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)も増えています。

2019年5月8日

2019年4月第4週

成人ではインフルエンザA型は減少していますが、まだ報告があります。B型の報告も少しありました。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。マイコプラズマ感染症の報告がわずかにありました。
小児でもインフルエンザA型はかなり減少していますが、B型はわずかに増加しています。感染性胃腸炎、喘息発作、溶連菌感染症も目立ちます。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
眼科ではアデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。アレルギー性結膜炎は減少し、耳鼻科でもアレルギー性鼻炎は先週に比べて少し減少していますが、引き続き花粉に対する注意が必要です。
今年はこれまでにない大型連休となります。医療機関も休診となるところが多く、急な病気などで救急医療機関は混雑が予想されます。持病のある方は事前に急変時の対処などをかかりつけ医に相談したり、途中でお薬が切れたりしないように気をつけましょう。

2019年4月24日

2019年4月第3週

 気温の変化が大きく、かぜをひく人が増えています。成人ではインフルエンザA型とマイコプラズマ肺炎が少し見られます。
 小児ではインフルエンザA・B両型が少しと、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支ぜんそくの発作を起こす人が引き続き見られます。またヒトメタニューモウイルスという乳幼児に気管支炎をおこしやすいウイルスも少し出ています。
 スギ花粉によるアレルギー性鼻炎や結膜炎は減少してきましたが、ヒノキにも反応する人はもうしばらく注意が必要です。
皮膚の乾燥はまだ続いています。外出の機会が増えると汗や紫外線、毛虫などが皮膚炎の原因になります。スキンケアや日焼け止めなどの対策をとってください。

2019年4月17日

2019年4月第2週

成人ではインフルエンザA型はさらに減少しており、B型の報告もほぼありません。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいで、溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症、百日咳の報告が少しあります。
小児でもインフルエンザA型はかなり減少していますが、B型はわずかに増加しています。感染性胃腸炎と喘息発作も比較的よく見られています。
特に流行している皮膚疾患はなく、アレルギー性鼻炎は横ばいです。アレルギー性結膜炎は減少していますが、アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。
花冷えというのでしょうか桜の花の見ごろが少し遅れました。もうしばらくの間朝夕の冷え込みもありそうですので、体調を崩さないように気をつけてお過ごし下さい。

2019年4月10日