流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2020年11月第3週
内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。喘息発作は多少増加しています。小児科では喘息発作が増加しています。感染性胃腸炎は減少しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科では先週に比べアレルギー性鼻炎の報告が少し減りました。
気温が下がり暖房を使用する季節となってきました。暖房を使用すると空気が乾燥しやすくなり、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行も懸念されています。寒い時期に入りますが、今まで同様換気を心がけ、改めて手洗いうがいなどの基本の感染症対策を続けて、食事・運動・睡眠で免疫力を高めましょう。
2020年11月第2週
内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。喘息発作は多少減少しています。小児科では感染性胃腸炎と溶連菌感染症がわずかに流行っており、喘息発作は増加しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では先週に比べアレルギー性鼻炎の報告が増えています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。11月になり寒さと空気の乾燥がみられる季節になってきました。季節性インフルエンザ感染症や新型コロナウイルス感染症などの予防のために、マスク着用、うがい・手洗い、三密を防ぐなどに加えて、可能な方はインフルエンザ予防接種などで対策を行いましょう。
2020年11月第1週
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。65歳以上の喘息発作が若干、増加しています。小児でも幼児から小学校低学年で喘息発作が増えています。感染性胃腸炎と溶連菌感染症がわずかに流行っています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と比べ少し増えました。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。インフルエンザが例年に比べて少ないのは皆さんの新型コロナウイルスに対する高い意識と予防行動がインフルエンザ予防にも効果が出ているのではないかとされています。愛媛県でもGo To Eatキャンペーンが始まりますが、引き続き、手洗い、消毒、せきエチケットはもちろんのこと、混雑や大人数の会食を避ける、体調の悪いときはテイクアウトやデリバリーを活用する、など感染拡大予防に努めましょう。
2020年10月第5週
内科領域では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作が少し増えてきています。溶連菌感染症もわずかに見られますが、他に流行っている感染症はありません。アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎は少し増加してきています。皮膚科領域では感染症で特に流行っているものはありません。
季節の変わり目で1日おきに暑くなったり、寒くなったりで体調を崩す方が増えてきています。きちんと食べ、しっかり眠り、ゆとりを持った生活をして、感染症に強い体づくりを心がけましょう。インフルエンザの予防接種は、26日以降一般の方の接種も始まりますので早目の予約をお願いします。また、ヨーロッパではふたたび新型コロナウイルスが流行し始めています。日本でも同様に再流行するのかどうかわかりませんが、今までと同様に三密を避け手洗いやマスク着用などを続けることが大切です。新しい生活様式を継続していきましょう。
2020年10月第4週
内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干減少していて、高齢者の喘息発作の報告が多少見受けられます。小児科では感染性胃腸炎は減少していて、喘息発作は増加しています。皮膚科では流行している皮膚疾患はありません。耳鼻科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ少し増加しています。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えていますが、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行していません。
インフルエンザの予防接種は、現在は65歳以上の方に行われていますが、26日以降は一般の方の接種も始まりますので早目の予約をお願いします。また、新型コロナウイルスも夏よりは冬に流行する可能性が高いと言われていますので、これまでと同様に三密を避け手洗いやマスク着用などを続けることが大切です。どの程度まで普通に過ごして大丈夫なのか一人一人が身につけた新しい生活様式を継続していきましょう。
2020年10月第3週
内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)と喘息発作の報告は横ばいです。その他の報告はありません。小児科では感染性胃腸炎と溶連菌感染症が報告されていますが多くはありません。喘息発作はやや増加しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科では先週に比べアレルギー性鼻炎の報告は少し増えました。
季節性インフルエンザワクチン接種が10月1日から高齢者を優先に開始されています。それ以外の年齢の方は10月26日から順次開始されます。ワクチンの効果が期待できるのは接種から2週間程度経ってからになります。早目に予定を立ててかかりつけ医に相談しましょう。新型コロナウイルス感染拡大防止の為に行っている手洗い、うがい、マスク着用はインフルエンザ予防にも効果があります。新しい生活様式を心掛け、新型コロナウイルスとインフルエンザ予防に努めましょう。
2020年10月第2週
内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)と喘息発作の報告は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では、感染性胃腸炎がわずかに流行っています。喘息発作は増えてきたようです。皮膚科は、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科は、先週に比べアレルギー性鼻炎の報告は少し減りました。眼科は、アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。少しずつ肌寒さも見られる季節になってきました。日中の寒暖差に注意して、新型コロナウイルス感染や季節性インフルエンザウイルス感染予防のため、日頃から手洗いと咳エチケット、換気を行い、人混みを避け、密接場面を避けるようにしましょう。その一方で孤独を防ぎ悩みなどを抱え込まぬように電話などで人との交流を適切にとることも心身の健康のためにとても大切です。また規則正しい生活とバランスの良い食事を摂り、健康の維持につとめましょう。
2020年9月第5週
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)と喘息発作の報告は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児では感染性胃腸炎と溶連菌感染症がわずかに流行っています。喘息発作も見られます。耳鼻咽喉科では先週に比べてアレルギー性鼻炎が増えています。眼科ではアレルギー性結膜炎が増えていますがアデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。皮膚科では特に流行っている皮膚疾患はありませんが、虫刺されで受診される方が多く見られます。季節性インフルエンザワクチンの接種が始まります。より必要とされている方にワクチンが確実に届くようにする目的で、厚生労働省は年齢などによって適切な時期に接種を受けていただけるよう協力を呼びかけています。詳しくは厚生労働省のホームページをご参照ください。
2020年9月第4週
成人、小児ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られますが、感染症は全体的に少なく、その他では溶連菌感染症が少し見られる程度です。朝夕の気温が下がり、寒暖差のためか気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えています。秋はぜんそく発作を起こしやすい季節です。ぜんそくの持病がある人は、ひどくなる前に治療を受けてください。アレルギー性鼻炎や結膜炎も引き続き見られますが、多くはありません。また体調の変化のためか、じんましんが出る人が少し見られます。新型コロナウイルスの影響で学校行事の縮小や中止が相次いでいます。子供たちができるだけ普段通りの学校生活が送れるように、学校だけでなく家庭でも引き続き咳エチケット、マスクの活用、手洗いやうがい励行での感染拡大防止対策を心がけましょう。
2020年9月第3週
内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は横ばいです。その他の報告はありません。小児科では、感染性胃腸炎と溶連菌感染症が流行っていますが多くはありません。喘息発作も見られます。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週と同程度です。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。日中はまだ暑いものの、夜間は少し涼しさが感じられるようになってきました。寒暖差により体調をくずしやすい時候ですのでお気をつけください。新型コロナウイルス感染症は一時期より減ってきているようにも見え、少しずつ日常が戻ってきている状況ではありますが、引き続き咳エチケット、会話時のマスク着用、手洗いやうがい励行での感染拡大防止対策をお願いします。