流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2014年10月第5週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症がわずかにみられます。
小児では、感染性胃腸炎がやや増加していますが、その他には特にはやっている疾患はありません。
成人、小児ともにインフルエンザは減少しましたが、まだ家族内での感染が続いているようです。

皮膚疾患では、乾燥性の湿疹が増えてきています。花粉症(鼻炎)はやや増加していますが、花粉症(結膜炎)は少し減っています。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。

今年度から、高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種がインフルエンザと同様に一部公費負担で受けられるようになりました。接種を受けられる対象年齢が決まっています。詳しくは医療機関におたずねください。

2014年10月29日

2014年10月第4週

気管支喘息は成人、小児ともやや増加しています。インフルエンザは減少していますが、小児科より報告が続いています。水痘が若干増えているようです。そのほかの感染症は先週と同程度です。

皮膚疾患では、伝染性紅斑の報告がありました。
花粉による鼻炎は減少していますが、結膜炎は同程度です。流行性結膜炎(はやり目)もはやっていません。

インフルエンザの予防接種が始まりました。ワクチンを接種してから効果がでるまで数週間かかりますので、流行の始まる前に、早めにすませましょう。特に小児、高齢者の方は積極的に受けてください。

朝晩急に涼しくなってきましたので、体調を崩さないように気を付けてお過ごしください。

2014年10月22日

2014年10月第3週

今年は、例年より早めにインフルエンザの発生が松山市内であります。インフルエンザA型のみでB型はみられていません。現在のところ流行というほどの規模ではありませんが、今後の推移が注目されます。インフルエンザの予防接種が医療機関ではじまっています。今シーズンは早めの接種がよいかもしれません。

気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は引き続きみられていますが、特に増加していません。小児では水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、手足口病などがみられますが、いずれも少数です。

花粉症(鼻炎、結膜炎)は増加はなく、横ばいです。皮膚疾患では、特に流行している皮膚感染症はありません。

1才から4才までの水痘(みずぼうそう)にかかっていない子どもを対象にした水痘の定期予防接種が、10月から始まっています。対象となる子どもがいる保護者の方は、近くの小児を対象とした医療機関にお問い合わせください。

2014年10月16日

2014年10月第2週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。僅かに溶連菌感染症やマイコプラズマ肺炎が報告されています。その他、伝染性単核症の報告がありました。
小児ではインフルエンザの報告がやや増加しました。現時点ではすべてA型です。手足口病、咽頭結膜熱は減少、気管支喘息はやや増加、他の疾患は先週と同程度かやや減少しました。

皮膚疾患では、小児の手足口病の報告が数例ありましたが、今週も特に流行っている皮膚感染症はありませんでした。
花粉症(鼻炎)は先週と比べ横ばい、花粉症(結膜炎)は少し減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。

朝晩涼しくなってきましたが、寒暖の差が激しい日が続きますので、体調管理には十分お気をつけください。

2014年10月8日

2014年10月第1週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。僅かに溶連菌感染症が報告されています。
小児では、インフルエンザは減少しましたが、今週も報告がありました。喘息がやや増加、ヘルパンギーナなど他の疾患は先週と同程度です。10月よりインフルエンザの予防接種も始まりますので、考えられている方はお早めに近隣の医療機関にご相談下さい。

皮膚疾患では、今週も特に流行している皮膚感染症はありませんでした。
花粉症(鼻炎)、花粉症(結膜炎)共に先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

秋の気候になり、朝晩は少し寒く感じるようになりました。肌寒い日には上着を忘れないようにして、気温の変化には気をつけましょう。

2014年10月1日

2014年9月第4週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。異型肺炎や咽頭結膜熱(プール熱)の報告がありましたが、特にはやっている疾患はありません。
小児では、喘息や感染性胃腸炎が増加し、手足口病やヘルパンギーナも増えています。また、インフルエンザの報告が先週に引き続き一部の地域であり、注意が必要です。

特にはやっている皮膚疾患はありません。夏から秋のイネ科・キク科の花粉症は鼻炎、結膜炎ともに増加傾向です。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。

10月からスギ花粉症の新しい治療法(舌下免疫療法)が始まります。スギ花粉症の症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。シーズン前からの開始が必要です。詳しくは専門医療機関にご相談ください。

2014年9月25日

2014年9月第3週

溶連菌感染症や気管支喘息、感染性腸炎(嘔吐下痢症)がやや増加しましたが、他の疾患は同程度です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、異型肺炎もわずかですが報告されてい ます。小児のインフルエンザの報告がありました。

気温が下がってきて、夏の皮膚疾患も減少し、特にはやっている皮膚疾患はありません。

花粉症(鼻炎)は少なく、先週と同程度です。花粉症(結膜炎)は少し減少しています。流行性結膜炎(はやり目)もはやっていません。

朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが、日中はまだ暑く、温度差が大きくなる時期です。体調管理には充分気をつけましょう。

2014年9月18日

2014年9月第2週

朝夕が少し冷え込むようになり、気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えてきました。またかぜをひいたり、運動会の練習で砂ぼこりを吸ったりすることでも発作を起こしやすくなります。秋は一年の中で最もぜんそく発作を起こしやすい季節です。ぜんそくの持病がある人は、症状がひどくなる前に治療を受けてください。

感染症は全般的に少ない時期です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症、水ぼうそう、おたふくかぜなどが引き続き見られますが、少数です。小児ではRSウイルスによる気管支炎や肺炎が少し増えてきました。特に乳児ではひどくなりやすいので注意が必要です。

流行している皮膚感染症や皮膚病はありません。また花粉症(鼻炎、結膜炎)も少数です。

夏の疲れが出るころです。バランスのとれた食事や睡眠を十分にとり、体調管理に気を付けましょう。

2014年9月10日

2014年9月第1週

成人では、気管支喘息の発症や悪化、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は引き続きみられており、溶連菌感染症や咽頭結膜熱(プール熱)が少し報告されています。
小児では、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増加しましたが、水痘やヘルパンギーナなどの疾患は先週と同程度か減少しました。

皮膚疾患では、特に流行している皮膚感染症はありませんでした。
花粉症(鼻炎)は少ない状態が続いています、花粉症(結膜炎)も先週に比べて少し減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行していません。

子供達は夏休みも終わって、規則正しい生活リズムを取り戻す必要があり、また運動会の練習も始まります。まだまだ日中は暑さが続きますので、熱中症にも引き続き注意が必要です。体調の管理に気をつけて下さい。

2014年9月3日

2014年8月第5週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少傾向です。溶連菌感染症や咽頭結膜熱(プール熱)が若干報告されています。
小児では、水痘(水ぼうそう)が増加しましたが、ヘルパンギーナや流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)などの疾患は先週と同程度か減少しました。

皮膚疾患では、特に流行している皮膚感染症はありませんでした。
花粉症(鼻炎)は少ない状態が続いておりますが、花粉症(結膜炎)は先週と比べて少し増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

お盆も過ぎ、夏休みも残りわずかとなりました。疲れから体調を崩さないように食事や睡眠をしっかり取り、体調管理に気をつけましょう。
また、まだまだ日中の日差しは強く、気温も高いので、紫外線や熱中症には引き続き注意して下さい。

2014年8月27日