流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2015年3月第4週
インフルエンザは全体では少なくなりましたが、まだインフルエンザB型は増えています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、やや減少しましたが、多い状態が続いています。
小児では流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増えています。
花粉症(鼻炎・結膜炎)は多いですが、スギ花粉のピークは過ぎたようです。しかし、これからヒノキ花粉が増えてきます。引き続き対策をとりましょう。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
成人・小児ともに溶連菌感染症が目立って増えています。普通のかぜと症状が似ており区別がつきにくいこともありますが、扁桃に白いカスが付くことが多く、まわりの人にうつりやすいのが特徴的です。1~3週間で再発したり、腎炎や発疹を伴うこともあります。単なるかぜと自己判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。
2015年3月第3週
インフルエンザは、小児、成人とも総数は減少していますが、インフルエンザB型は少し増えてきており、松山市中心部、南地区で多く報告があります。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、先週と同程度で、いまだに高い水準です。
小児では、溶連菌感染症がやや増加しています。
花粉症(鼻炎・結膜炎)は横ばいですが、多い状態が続いています。花粉で、眼のまわりを中心に顔がかゆくなる方もいらっしゃいます。しばらくは花粉が多く飛散する状態が続きますので、症状のある方は、花粉情報に留意し、外出時にはマスク、保護メガネの着用をするなど対策をしましょう。
2015年3月第2週
インフルエンザは、小児、成人ともにさらに減少してきました。流行のピークは越え終息状態となりつつあります。1月頃はインフルエンザA型ばかりでしたが、3月になりインフルエンザB型がみられはじめました。インフルエンザA,Bともに患者さんは、わずかとなっています。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、小児、成人ともに、引き続きみられますが、患者さんの数は多くありません。
小児では、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症がみられますが、いずれも少数です。
花粉症(鼻炎・結膜炎)は先週にくらべて、さらに増加しています。まだ、しばらくは花粉が多く飛散する状態が続きますので、花粉症をお持ちの方は、報道機関の花粉情報などを参考にされて対応されてください。晴れの日、暖かい日、風の強い日は要注意です。
2015年3月第1週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が少し増加していますが、インフルエンザは減少しています。喘息が悪化する方の報告も横ばいです。
小児でも、インフルエンザは引き続き減少しています。溶連菌感染症、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)がやや増加しています。
インフルエンザA型は更に減少していますが、東部、西部はまだ他の地区に比べ報告が多くみられます。B型の報告は少数ですが、3月に入っても油断は禁物ですので、引き続きご注意ください。
花粉症(鼻炎・結膜炎)は倍増していて流行に入りました。流行性結膜炎(はやり目)はありません。
花粉症の症状を訴える方は、しばらくスギ花粉の飛散が続くと思われますので、かかりつけ医を受診したり、外出時にはマスクをするなど花粉症対策を行いましょう。
2015年2月第4週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。先週と比べて、インフルエンザの報告は半減しています。溶連菌感染症や異型肺炎の報告が僅かにありました。
小児では、インフルエンザは先週に引き続き減少しています。溶連菌感染症がわずかに増加しましたが、他の疾患は先週と同程度か減少しました。
花粉症(鼻炎)は急増、花粉症(結膜炎)も少し増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
花粉症の症状を訴える患者様が増えてきました。しばらくスギ花粉の飛散が続くと思われます。例年症状のある方は早めに専門医を受診し、外出時にはマスクをするなど花粉症対策を行いましょう。
2015年2月第3週
インフルエンザは成人、小児ともにピーク時に比べ減少してきました。ほとんどA型ですが、シーズン後半に流行するB型もみられるようになり、まだしばらくは再流行に注意が必要です。
小児では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が増えていますが、その他には成人、小児ともに特に増えている疾患はありません。
花粉症(鼻炎・結膜炎)はまだ多くはありませんが、花粉情報では花粉は増えてきており、気候によっては急に増えることがあります。花粉症の方はそろそろ準備をしましょう。
少し寒さもやわらぐ日が増えてきましたが、まだまだ朝晩の気温差は大きく、体調を崩しやすい時期です。油断せず、体調管理に気をつけましょう。
2015年2月第2週
インフルエンザは、全体として減少してきましたが、流行は続いています。松山市内中心部・東・南地区は若干減少してきましたが、北・西地区は同程度です。A型がほとんどですが、B型も少数ですが報告があります。引き続き、感染予防に注意していきましょう。
気管支ぜんそくは減少、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばい、溶連菌感染症がやや増加しました。
花粉症(アレルギー性鼻炎、結膜炎)が増加してきました。例年症状のある方は、早めの専門医受診をお勧めします。
乾燥性による皮膚疾患は続いていますが、とくに流行している皮膚感染症はありません。
2015年2月第1週
先週に引き続き、インフルエンザが流行しています。成人では横ばい状態ですが、小児ではやや増加しています。現在幼児と学童では、同じかもしくは幼児の方が多い状況です。殆どはA型ですがB型も散発しており、流行の仕方によっては、この冬に2回かかる可能性もあります。不必要な外出を控え、外出後の手洗いやうがいなど予防を心掛けてください。
小児では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)がやや増加しており、溶連菌感染症も引き続き見られます。
花粉症(アレルギー性鼻炎、結膜炎)が少し増加してきました。毎年スギ花粉症で悩まされる方はそろそろ治療を開始する時期です。ひどくなる前に治療を受けてください。
乾燥の強い季節です。乾燥性の皮膚疾患をお持ちの方は、保湿を中心にしたスキンケアをこまめに行ないましょう。
2015年1月第5週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいですが、気管支喘息の報告は減少しています。インフルエンザの報告は前回と比べ半減しています。
小児では、インフルエンザは先週と同程度ですが、まだ高い水準です。感染性胃腸炎が増加、他の疾患は先週と同程度か減少しました。
花粉症(鼻炎・結膜炎)はまだ少ない状態です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
インフルエンザは、ほぼA型で、松山市内全般的に依然として流行しています。インフルエンザB型も、少数ですが報告があります。手洗いやうがいをこころがけ、人ごみに出る場合はマスクを着用するなど感染予防には十分気を付けて下さい。
2015年1月第4週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。インフルエンザの報告が、前回と比べて倍増しています。溶連菌感染症の報告が多少ありました。
小児では、インフルエンザが4割程度減少しましたが、松山市内全域で流行しています。流行性耳下腺炎が増加、溶連菌感染症は減少、その他の疾患は先週と同程度か減少しました。
花粉症(鼻炎)は横ばい、花粉症(結膜炎)は少し増加していますが、少ない状態が続いています。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
インフルエンザは、小児では減少傾向がみられましたが、まだ報告が続いています。新学期を迎え、更なる流行が懸念されます。手洗いやうがいを励行し、栄養、休養をしっかりとり、元気に過ごせるようにしましょう。