流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2014年11月第4週
朝夕の冷え込みが強まり、寒暖差が大きくなるにつれ、気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えています。かぜがきっかけになって発作を起こす事もあり、ひどくなる前に治療を受けて下さい。
現在流行している感染症はありません。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は引き続き見られますが、多くはありません。インフルエンザは散発的です。小児では手足口病や溶連菌感染症、水ぼうそうが少し見られます。
花粉症は少数です。季節がら皮膚の乾燥が強くなり、乾燥性の皮膚疾患がひどくなる人が増えてきました。保湿を中心に、しっかりスキンケアを行ってください。
本格的なインフルエンザシーズンに備え、予防接種は年内に終了するようにしましょう。
2014年11月第3週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎は若干、増加しています。インフルエンザの報告が僅かにありました。
小児では、手足口病が一部地域で流行しています。水痘、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎、感染性胃腸炎が増加、喘息が減少しました。
皮膚疾患では、今週も少し手足口病の患者さんの報告がありました。その他は特に流行している皮膚疾患などはありませんでした。
花粉症(鼻炎)は引き続き増加傾向です。手足口病、溶連菌感染症が散見されます。花粉症(結膜炎)は、先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
朝晩が冷え込む日も多くなりました。風邪を引かないように気を付けましょう。外出から帰ったら必ず手を洗うようにしましょう。
インフルエンザの予防接種も、遅くても今月中には済ませておきましょう。
2014年11月第2週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。インフルエンザA型の報告がありました。また、僅かですが溶連菌感染症の報告もありました。
小児では、インフルエンザの報告はありませんでした。手足口病、溶連菌感染症がやや増加しましたが、流行性耳下腺炎は減少しています。
皮膚疾患では、先週に引き続き手足口病の患者さんが増えているようです。伝染性紅斑の報告もありました。
花粉症(鼻炎)は増加傾向ですが、花粉症(結膜炎)は増えていません。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
朝昼晩と一日のうちの気温差が大きく、体調を崩しやすい時期です。気温の変化に気をつけましょう。
インフルエンザは少数ですが、報告が続いています。インフルエンザの予防接種後、効果が出現するには、2週間程度要します。流行してからあわてることがないように、早目に予定しましょう。
2014年10月第5週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症がわずかにみられます。
小児では、感染性胃腸炎がやや増加していますが、その他には特にはやっている疾患はありません。
成人、小児ともにインフルエンザは減少しましたが、まだ家族内での感染が続いているようです。
皮膚疾患では、乾燥性の湿疹が増えてきています。花粉症(鼻炎)はやや増加していますが、花粉症(結膜炎)は少し減っています。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
今年度から、高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種がインフルエンザと同様に一部公費負担で受けられるようになりました。接種を受けられる対象年齢が決まっています。詳しくは医療機関におたずねください。
2014年10月第4週
気管支喘息は成人、小児ともやや増加しています。インフルエンザは減少していますが、小児科より報告が続いています。水痘が若干増えているようです。そのほかの感染症は先週と同程度です。
皮膚疾患では、伝染性紅斑の報告がありました。
花粉による鼻炎は減少していますが、結膜炎は同程度です。流行性結膜炎(はやり目)もはやっていません。
インフルエンザの予防接種が始まりました。ワクチンを接種してから効果がでるまで数週間かかりますので、流行の始まる前に、早めにすませましょう。特に小児、高齢者の方は積極的に受けてください。
朝晩急に涼しくなってきましたので、体調を崩さないように気を付けてお過ごしください。
2014年10月第3週
今年は、例年より早めにインフルエンザの発生が松山市内であります。インフルエンザA型のみでB型はみられていません。現在のところ流行というほどの規模ではありませんが、今後の推移が注目されます。インフルエンザの予防接種が医療機関ではじまっています。今シーズンは早めの接種がよいかもしれません。
気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は引き続きみられていますが、特に増加していません。小児では水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、手足口病などがみられますが、いずれも少数です。
花粉症(鼻炎、結膜炎)は増加はなく、横ばいです。皮膚疾患では、特に流行している皮膚感染症はありません。
1才から4才までの水痘(みずぼうそう)にかかっていない子どもを対象にした水痘の定期予防接種が、10月から始まっています。対象となる子どもがいる保護者の方は、近くの小児を対象とした医療機関にお問い合わせください。
2014年10月第2週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。僅かに溶連菌感染症やマイコプラズマ肺炎が報告されています。その他、伝染性単核症の報告がありました。
小児ではインフルエンザの報告がやや増加しました。現時点ではすべてA型です。手足口病、咽頭結膜熱は減少、気管支喘息はやや増加、他の疾患は先週と同程度かやや減少しました。
皮膚疾患では、小児の手足口病の報告が数例ありましたが、今週も特に流行っている皮膚感染症はありませんでした。
花粉症(鼻炎)は先週と比べ横ばい、花粉症(結膜炎)は少し減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
朝晩涼しくなってきましたが、寒暖の差が激しい日が続きますので、体調管理には十分お気をつけください。
2014年10月第1週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。僅かに溶連菌感染症が報告されています。
小児では、インフルエンザは減少しましたが、今週も報告がありました。喘息がやや増加、ヘルパンギーナなど他の疾患は先週と同程度です。10月よりインフルエンザの予防接種も始まりますので、考えられている方はお早めに近隣の医療機関にご相談下さい。
皮膚疾患では、今週も特に流行している皮膚感染症はありませんでした。
花粉症(鼻炎)、花粉症(結膜炎)共に先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
秋の気候になり、朝晩は少し寒く感じるようになりました。肌寒い日には上着を忘れないようにして、気温の変化には気をつけましょう。
2014年9月第4週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。異型肺炎や咽頭結膜熱(プール熱)の報告がありましたが、特にはやっている疾患はありません。
小児では、喘息や感染性胃腸炎が増加し、手足口病やヘルパンギーナも増えています。また、インフルエンザの報告が先週に引き続き一部の地域であり、注意が必要です。
特にはやっている皮膚疾患はありません。夏から秋のイネ科・キク科の花粉症は鼻炎、結膜炎ともに増加傾向です。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
10月からスギ花粉症の新しい治療法(舌下免疫療法)が始まります。スギ花粉症の症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。シーズン前からの開始が必要です。詳しくは専門医療機関にご相談ください。
2014年9月第3週
溶連菌感染症や気管支喘息、感染性腸炎(嘔吐下痢症)がやや増加しましたが、他の疾患は同程度です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、異型肺炎もわずかですが報告されてい ます。小児のインフルエンザの報告がありました。
気温が下がってきて、夏の皮膚疾患も減少し、特にはやっている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎)は少なく、先週と同程度です。花粉症(結膜炎)は少し減少しています。流行性結膜炎(はやり目)もはやっていません。
朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが、日中はまだ暑く、温度差が大きくなる時期です。体調管理には充分気をつけましょう。