流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2015年1月第3週

成人・小児ともインフルエンザが年末から倍増しています。インフルエンザA型が主体ですが、インフルエンザB型の報告もありました。夜間・休日の救急病院は大変な混雑で、インフルエンザは、さらに流行が拡大する恐れがあり注意が必要です。

気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。

花粉症(鼻炎・結膜炎)はまだ少ない状態です。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。

インフルエンザのピークが受験シーズンと重なってしまいました。不要な人ごみへの外出をひかえ、マスク、うがい、手洗いで、できる限りの予防をしましょう。

2015年1月15日

2015年1月第2週

松山市内全般でインフルエンザA型が著増し、流行しています。なかでも、小児では、中心部、南、西の地域で多く見られ、高齢者での報告も増加しています。

気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症、手足口病は減少傾向にあります。

皮膚疾患では、空気の乾燥による肌のかゆみ、凍瘡(しもやけ)で受診される方が多くみられます。

花粉症(鼻炎、結膜炎)は先週(昨年)と同程度で少ない状態です。

年末年始は、外出する機会、人ごみに行く機会が増えますので、外出時のマスク着用、帰宅後の手洗い、うがいなどは引き続き心がけてください。

2015年1月8日

2014年12月第4週

インフルエンザは、小児、成人ともにさらに増加してきました。全国的には、都市部ですでに流行が始まってきましたが、当地域でも流行状況となってきたようです。
現在、みられているのはA型です。小児では松山市内中心部から西部で患者さんが多いようです。今後、他の地域にも拡大してくるものと思われます。小さい子どもさんや高齢の方は、人が多く集まるところへの外出はひかえたほうがよいかもしれません。

小児では、引き続き手足口病の小規模な流行が続いています。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症は、わずかにみられます。
小児、成人ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が増加してきました。なかに脱水症のために点滴をする必要がある方もいます。

気温が低下してきたため、凍瘡(しもやけ)など寒冷による皮膚疾患の方がふえてきました。

アレルギー疾患では、鼻炎や結膜炎がみられますが、多くはありません。

2014年12月25日

2014年12月第3週

インフルエンザの報告は先週と比べて増加していますが、65歳以上の報告はありませんでした。松山市では、小児を中心に市内全域にかけてインフルエンザA型の報告がありますが、中でも市内中心部から西方面に多くみられています。
この他、成人では、気管支ぜんそくや感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。その他、溶連菌感染症の報告がありました。
また、小児では、手足口病、溶連菌感染症は先週と同程度で、いまだに流行していると思われます。他の疾患は先週と同程度です。

花粉症は、鼻炎は微増で、結膜炎は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。

インフルエンザの全国的な流行が始まりました。手洗いやうがいの励行、早めにマスクを着用し、咳(せき)エチケットを守りましょう。また、インフルエンザワクチンはできるだけ早めに接種しておきましょう。

2014年12月17日

2014年12月第2週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。65歳以上の報告はありませんが、インフルエンザが増加しております。その他伝染性単核球症の報告がありました。
小児では、水痘(みずぼうそう)、感染性胃腸炎の報告が増加しました。手足口病、溶連菌感染症は先週と同様に多いです。インフルエンザは、松山市内全域で報告がありました。

鼻炎(花粉症)は減少し、結膜炎(花粉症)も多くありません。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

インフルエンザは、人によっては重症化する恐れもあります。流行を防ぐために、一人一人が「かからない」「うつさない」対策を実践するため、こまめに石けんで手を洗いましょう。免疫力が低下すると、感染しやすくなり、症状も重くなる恐れがあります。乾燥すると、粘膜の防御機能が低下しますので、適切な湿度を保つとともに、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めましょう。

2014年12月10日

2014年12月第1週

小児では、インフルエンザの報告が急増しました。手足口病、溶連菌感染症などの感染症も増えています。
成人では、インフルエンザの報告はまだ少数です。気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。

皮膚疾患では、現在特にはやっている皮膚感染症はありません。花粉症は鼻炎、結膜炎ともに先週から横ばいで多くはありません。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。

師走は人ごみに出かける機会も増え、食べ過ぎ、飲み過ぎにもなりがちで、体調を崩しやすい時期です。インフルエンザも本格的な流行期に入ったようです。
まずはうがい・手洗いから、体調の管理に十分気をつけましょう。インフルエンザの予防接種をまだ受けていない方は早めに受けておきましょう。

2014年12月3日

2014年11月第5週

インフルエンザの報告が増えてきました。学級閉鎖になった小学校があり、注意が必要です。予防接種は効果発現まで2週間ほどかかりますので、まだの方は早めに受けておきましょう。

気管支ぜんそく、溶蓮菌感染症がやや増加しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も引き続き見られます。咽頭結膜熱、手足口病、水痘(みずぼうそう)は報告がありますが、先週と同程度で多くはありません。

急に寒くなり、空気が乾燥してきたため、皮膚の乾燥を訴えて受診される方が増えてきました。小児や高齢者、乾燥肌の方は保湿をしっかりしましょう。湯たんぽやストーブでのやけどもみられています。

花粉による鼻炎、結膜炎は同程度です。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。

2014年11月27日

2014年11月第4週

朝夕の冷え込みが強まり、寒暖差が大きくなるにつれ、気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えています。かぜがきっかけになって発作を起こす事もあり、ひどくなる前に治療を受けて下さい。

現在流行している感染症はありません。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は引き続き見られますが、多くはありません。インフルエンザは散発的です。小児では手足口病や溶連菌感染症、水ぼうそうが少し見られます。

花粉症は少数です。季節がら皮膚の乾燥が強くなり、乾燥性の皮膚疾患がひどくなる人が増えてきました。保湿を中心に、しっかりスキンケアを行ってください。

本格的なインフルエンザシーズンに備え、予防接種は年内に終了するようにしましょう。

2014年11月19日

2014年11月第3週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎は若干、増加しています。インフルエンザの報告が僅かにありました。
小児では、手足口病が一部地域で流行しています。水痘、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎、感染性胃腸炎が増加、喘息が減少しました。

皮膚疾患では、今週も少し手足口病の患者さんの報告がありました。その他は特に流行している皮膚疾患などはありませんでした。
花粉症(鼻炎)は引き続き増加傾向です。手足口病、溶連菌感染症が散見されます。花粉症(結膜炎)は、先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。

朝晩が冷え込む日も多くなりました。風邪を引かないように気を付けましょう。外出から帰ったら必ず手を洗うようにしましょう。
インフルエンザの予防接種も、遅くても今月中には済ませておきましょう。

2014年11月12日

2014年11月第2週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。インフルエンザA型の報告がありました。また、僅かですが溶連菌感染症の報告もありました。
小児では、インフルエンザの報告はありませんでした。手足口病、溶連菌感染症がやや増加しましたが、流行性耳下腺炎は減少しています。

皮膚疾患では、先週に引き続き手足口病の患者さんが増えているようです。伝染性紅斑の報告もありました。

花粉症(鼻炎)は増加傾向ですが、花粉症(結膜炎)は増えていません。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

朝昼晩と一日のうちの気温差が大きく、体調を崩しやすい時期です。気温の変化に気をつけましょう。
インフルエンザは少数ですが、報告が続いています。インフルエンザの予防接種後、効果が出現するには、2週間程度要します。流行してからあわてることがないように、早目に予定しましょう。

2014年11月6日