流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2011年2月第4週
インフルエンザの報告は先週に比べて減少しており、流行のピークを過ぎたようです。A型がほとんどを占めていますが、B型インフルエンザも散見されています。
成人では気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少傾向です。
小児では水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症が見られています。
特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患はありません。
流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
花粉症は先週と比べ減少していますが、これからスギ花粉の本格的な飛散がはじまります。特に今年はスギ花粉の大量飛散が予想されています。花粉情報に留意し、外出時にはマスク、保護メガネを着用し、帰宅時には洋服に付着した花粉をよく払い落し、手洗い、洗顔、うがいなど花粉症対策を行ってください。
2011年2月第3週
インフルエンザがさらに増加していますが、増加率は減少しています。ほとんどはA型ですが、B型も散見されます。愛媛県感染症情報センターのウイルス検出状況をみますと、現在流行しているA型インフルエンザのほとんどが昨シーズン流行した新型です。昨シーズン新型に罹らなかった方は、感染する可能性が高いので、特に注意が必要です。少数ですが、B型も増えつつありますので、昨シーズン新型に罹った方も注意してください。
感染性腸炎(嘔吐下痢症)はやや増加傾向です。
小児では、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)が微増しています。
花粉症による鼻炎が増加、結膜炎は先週と同程度にみられます。スギ花粉症のかたは治療を早期に始めることをお勧めします。
気温の低下、空気の乾燥が続き、手荒れ、凍瘡(しもやけ)が例年より多く見られます。保温、保湿につとめましょう。
2011年2月第2週
1月下旬よりインフルエンザが急増し、松山市では流行を示す警報が、他の市町でも注意報が出されました。ほとんどはA型ですが、一部でB型も報告されています。これから数週間は流行が続くと思われます。外出時はマスクをつけ人ごみを避けるようにし、帰宅後は手洗いやうがいで予防を心がけましょう。もし罹ってしまった場合は、熱が下がってもしばらくは感染力が残っていますので、医師の指示通りに自宅療養をしてください。
スギ花粉症が少し出初めました。これから寒さが緩むと本格的に花粉飛散が始まりますので、予防的治療を早めに開始してください。
空気の乾燥が続き、皮膚の乾燥によるトラブルが多く見られます。保湿剤を上手に使いスキンケアを行いましょう。
2011年1月第6週(2
小児では、喘息がやや増加しています。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、感染性胃腸炎、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)は引き続き見られますが、減少しています。
インフルエンザは、成人および小児においても、先週より増加しています。今後のインフルエンザ情報に、十分ご注意ください。
今週も、特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患は、ありませんでしたが、乾燥が強くなり、皮膚炎や乾燥性の湿疹が多くなっています。花粉症は増加傾向です。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
今年のスギ花粉の飛散が昨年に比べ多いと予想されております。花粉が飛び始める2週間前からの予防投与が効果的です。飛散時期が近づいていますので、早めに医療機関を受診されることをお勧めします。
2011年1月第5週
小児では、喘息がやや増加しています。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、感染性胃腸炎、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)は引き続き見られますが、減少しています。
インフルエンザは、成人および小児においても、先週より増加しています。今後のインフルエンザ情報に、十分ご注意ください。
今週も、特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患は、ありませんでしたが、乾燥が強くなり、皮膚炎や乾燥性の湿疹が多くなっています。花粉症は増加傾向です。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
今年のスギ花粉の飛散が昨年に比べ多いと予想されております。花粉が飛び始める2週間前からの予防投与が効果的です。飛散時期が近づいていますので、早めに医療機関を受診されることをお勧めします。
2011年1月第4週
成人では気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少傾向です。
小児では水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が微増しています。
インフルエンザは成人および小児においても報告が多くなってきています。今後のインフルエンザ情報にご注意ください。
特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患はありません。
流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
花粉症は先週と比べ増加傾向にあります。まもなくスギ花粉の本格的な飛散がはじまります。特に今年は昨年に比べスギ花粉の大量飛散が予想されています。 花粉症に対しては、花粉が飛び始める2週間前からの服薬が効果的ですので、早めの受診をお勧めします。
2011年1月第3週
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、多い状況が続いていますが、ピークは越えた感があります。
気管支喘息の発生は横ばいです。気管支喘息ではないにもかかわらず、咳が長引く方も多く見られます。
インフルエンザは散発している程度で流行の様相は示していません。A型、B型の両方が見られています。
小児では、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が発生していますが、いずれも多くはありません。
流行している皮膚感染症はありません。気温が下がり、空気が乾燥してきたための皮膚症状が増えています。
花粉症による鼻炎、結膜炎は多くありません。
年末年始に人の移動があり、今後、当地域でもインフルエンザの流行が始まることが予想されます。今後のインフルエンザ情報にご注意ください。
2010年12月第5週
成人では気管支喘息は先週と同程度ですが、感染性胃腸炎=嘔吐(おうと)下痢症=は増加しています。百日咳様の報告がありました。
小児では、感染性胃腸炎の流行が続いています。溶連菌感染症、水痘=水ぼうそう=も増加しています。 インフルエンザ様疾患の報告がありました。
流行している皮膚感染症はありませんでした。気温が下がり、空気が乾燥してきたため、手荒れ、口唇炎、凍瘡=しもやけ=、乾燥性湿疹などが増えています。
花粉症による鼻炎は減少、結膜炎も先週と同じ程度で多くありません。流行性結膜炎=はやり目=の報告がありました。
年末年始で外出する機会、人ごみに行く機会が増えますので、外出時のマスク着用、帰宅後の手洗い、うがいなどは引き続き心がけて下さい。
2010年12月第4週
成人では気管支喘息は横ばいですが、感染性胃腸炎=嘔吐(おうと)下痢症=は若干増加傾向です。今週はインフルエンザの報告はありませんでしたが、溶連菌感染症が散発しています。
小児では、ここ数週間感染性胃腸炎の流行が続いており、収まる気配はありません。そのほか水痘=水ぼうそう=が微増しています。
皮膚科では今週も流行している皮膚感染症はありませんでした。特別な皮膚疾患もありません。花粉症による鼻炎は増加していますが、結膜炎は先週と同じ程度で多くありません。流行性結膜炎=はやり目=もはやっていません。
朝晩急に冷え込んできました。風邪の予防にうがい、手洗いの励行と保温保湿に気をつけて下さい。また、インフルエンザの予防接種をまだお済でない方は、かかりつけの医療機関にお問い合わせの上、インフルエンザのシーズンに入る前に免疫をつけるため、12月中に接種することをお勧めします。
2010年12月第3週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症の報告がありました。
小児では、感染性胃腸炎がさらに増加しています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)と溶連菌感染症が微増しています。
花粉症は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
皮膚科では特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患はありません。
今週は、インフルエンザの報告がありました。インフルエンザワクチンによって免疫ができるのに、2週間ほどかかると言われています。医療機関によってはインフルエンザワクチンの在庫が少なくなってきているところもあるようです。予防接種がまだお済みでない方は、お早めにかかりつけの医療機関等へお問い合わせください。
風が冷たくなり、日中の気温も下がってきました。体調を崩さないよう健康に十分注意してお過ごしください。