流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2016年5月第3週

成人、小児ともにインフルエンザの報告は半減しています。65歳以上での報告はありませんでした。松山市立の小学校・中学校ではインフルエンザは、終息に向かっていると思われます。

成人に溶連菌感染症が少し報告されています。
小児では連菌感染症・伝染性紅斑(りんご病)・喘息の報告は前回と同程度です。水痘、おたふくかぜの報告が増えています。

マダニに咬まれて受診される方が例年より多くみられます。

花粉症(鼻炎)が高い値を維持していますが、花粉症(結膜炎)は、減少傾向です。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

5月に入り日中の気温は25℃前後を記録しています。熱中症に気を付けましょう。しかし夜間はまだまだ肌寒いので、寝冷えによるかぜにも気を配ってください。




2016年5月19日

2016年4月第5週

インフルエンザは成人小児ともに減少していますが、まだB型を中心に続いており、小学校で学級閉鎖が見られました。また小児では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症、アデノウイルス感染症などが引き続き見られます。

流行している皮膚感染症はありませんが、紫外線が強くなってきました。外出の際は紫外線対策をしましょう。
春の花粉症であるスギ花粉の飛散はかなり減ってきましたが、ヒノキ花粉の飛散は続いています。もうしばらく治療、予防が必要です。

4月は新入園や新入学、新社会人と人生の大きな節目で、ストレスのかかり易い時期です。またクラスや職場の変化もストレスとなり、連休前後に体調を崩す方が多くなります。十分な睡眠やバランスの取れた食事を心がけ、ストレスをうまく発散して心身ともに体調を整えて下さい。

2016年4月27日

2016年4月第4週

成人では花粉症の報告は若干減少しています。インフルエンザの報告はさらに減少し、先週の半分程度になっています。溶連菌感染症の報告がわずかですがありました。
小児でもインフルエンザは半減しており、流行のピークは過ぎたようですが、松山市立の小学校、中学校では、今だにインフルエンザB型を中心に報告がみられます。先週に続き、溶連菌感染症、伝染性紅斑(リンゴ病)、咽頭結膜熱(プール熱)の報告がありました。

今週も特に流行っている皮膚疾患はありません。花粉症(鼻炎)は先週よりさらに減少していますが、依然として高い値を維持しています。花粉症(結膜炎)は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

日中はだいぶ暖かくなってきましたが、朝晩はまだ冷えこみますので体調管理には十分気をつけましょう。

2016年4月20日

2016年4月第3週

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や花粉症の報告は横ばいです。インフルエンザの報告は減少しつつも先週と同程度報告されています。また、溶連菌感染症が報告されています。
小児では、インフルエンザはやや減少していますが、まだ流行している状態です。この他、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)、咽頭結膜熱(プール熱)の報告がみられます。松山市立の小・中学校は春休み中で、インフルエンザの報告数はやや減少していますが、未だインフルエンザB型を中心に流行しています。

特に流行している皮膚疾患はなく、花粉で顔の痒みを訴えて受診される方が続いています。花粉症(鼻炎)は少し減少していますが、依然として高い数値を維持しており、花粉症(結膜炎)は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

新年度が始まりました。新しい環境になった方も多いと思いますが、体調管理に気をつけましょう。

2016年4月13日

2016年4月第2週

インフルエンザはA型が少数になり、B型中心に流行していますが、3月第2週での報告数をピークに、その後3週間連続で7~8割程度ずつ減少しています。
小児では、学校が春休みに入った事もあり、先週の約半分になりました。他の疾患も同程度か減少しています。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は少し減少しています。ヘルパンギーナと手足口病の報告がありました。

特に流行している皮膚疾患はありませんでした。

花粉症(鼻炎)は再び増加し、依然として高い値が続いていますが、花粉症(結膜炎)は、減少しています。春の行楽の際には、花粉対策に気をつけてください。

2016年4月6日

2016年3月第5週

インフルエンザは先週に引き続き減少しています。松山市立の小中学校では、市内全域でインフルエンザB型を中心に流行していますが、先週に比べ報告数が7割程度に減少しています。ただ、東区は先週と同程度に報告があります。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は同程度、伝染性紅斑(りんご病)は増加しました。

花粉症は鼻炎、結膜炎とも先週と比べ減少していますが、依然として高い値です。また、花粉により目の周りの皮膚炎を起こす人も多くみられます。

気温の変動が大きい時期ですので、体調管理にお気をつけください。

2016年3月30日

2016年3月第4週

流行していましたインフルエンザは、ようやくピークをこえて、成人、小児ともに減少してきました。小児では、3学期が終了するとともに流行が終息していくと思われます。

スギ花粉の飛散が続いています。花粉症による、鼻炎、結膜炎、気管支喘息などアレルギー疾患は多い状況が続いています。

小児では、溶連菌感染症、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が比較的多くみられます。伝染性紅斑(りんご病)、アデノウイルスによる咽頭結膜熱(プール熱)が少しみられます。
成人では、異型肺炎という比較的、軽症の肺炎が少しみられています。

2016年3月25日

2016年3月第3週

成人のインフルエンザは全域で警報レベルが続いていますが、そろそろ地域差はあってもピークを越えてきたようです。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は多くなく報告は横ばいです。花粉症の報告が増加しています。今年は花粉の飛散量が多く症状の強い方が多くみられるようです。また溶連菌感染症や異型肺炎がわずかに報告されています。
小児のインフルエンザの流行は続いていますが、その他の疾患は大きな変化はありませんでした。

花粉症(鼻炎)は急増しており、花粉症(結膜炎)は増加していますが、流行性結膜炎(はやり目)は流行していません。

確実に暖かくはなってきたものの気温の変動が大きく、体調の管理が難しい時期ですのでお気をつけください。

2016年3月17日

2016年3月第2週

成人小児ともに、インフルエンザが引き続き増加しています。愛媛県地方は、東予・中予・南予すべての地域で警報レベルになりました。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告も横ばいで、多い状態が続いています。

花粉症の報告も増えてきました。花粉症(鼻炎)は再び増加しており、高い値で、花粉症(結膜炎)も先週に比べ増加しています。気温の上昇とともに、花粉の飛散増加が予想されます。百日咳の報告がありました。

特に流行している皮膚感染症はありませんでした。

インフルエンザが増加しています。発熱等の症状があれば、早めに医療機関を受診して下さい。

また、スギ花粉の本格的な飛散時期になりました。アレルギーのある方は、外出時にはマスクなど着用し、帰宅後には手洗い、うがい、点眼するなど花粉対策を行い、室内へ花粉を持ち込まないようにしましょう。

2016年3月9日

2016年3月第1週

松山市ではインフルエンザが先々週以降、ほぼ倍々に増加し、流行が本格化しています。愛媛県全体でも増加しており、南予以外はインフルエンザ警報のレベルになっています。外出後の手洗い、気道の乾燥予防、不織布マスクの着用などの感染対策をしましょう。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいでやや多い状態が続いています。溶連菌感染症はやや減少傾向です。咽頭結膜熱(プール熱、アデノウイルス感染)の報告は少ないですが微増しています。

伝染性紅斑(リンゴ病)がわずかに報告されていますが、流行しているようではありません。

花粉症(結膜炎)は先週と同程度ですが、花粉症(鼻炎)は減少しました。しかし、まもなくスギ花粉の飛散が本格化すると予想されます。引き続き花粉対策を行いましょう。

2016年3月2日