流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2015年9月第4週
成人では、気管支炎や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染の報告が増えています。異型肺炎の報告がありました。成人、小児とも、インフルエンザがやや増加しました。
小児では、気管支喘息が急激に増加しています。手足口病が再び増加しました。
気温が下がって、夏の皮膚疾患も減少し、特に流行っている皮膚疾患はありません。
イネ科・キク科による花粉症がやや増加しています。流行性結膜炎は流行っていません。
朝晩涼しくなり、日中との温度差が大きくなる時期ですので、体調管理には気を付けましょう。
2015年9月第3週
朝夕の気温が下がり、天候不順も影響して、気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えています。秋はぜんそくの発作を起こしやすい季節です。運動会の練習中、土ぼこりのために発作を起こすこともあります。ひどくなる前に治療を受けてください。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は多くはありませんが引き続き見られます。小児では手足口病が流行しています。一部の学校でインフルエンザA型の集団発生が続いています。兄弟などへの感染から拡大する恐れもあり、注意が必要です。その他、RSウイルス感染症やマイコプラズマ肺炎、百日咳も少数ですが見られます。
花粉症(鼻炎、結膜炎)は少数です。皮膚疾患は特に流行しているものはありません。
2015年9月第2週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、その他の目立った感染症の報告はなく、わずかに溶連菌感染症や手足口病の報告がありました。
小児では、手足口病と喘息が少し増加していますが、その他の疾患は先週と同程度でした。なお、市内の一部の学校でインフルエンザA型が流行っているようです。
花粉症(鼻炎)は少し増加していて、花粉症(結膜炎)は先週と同程度で、流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
天候が不順で体調をくずしやすい時期ですので、体調の管理に気をつけて下さい。
2015年9月第1週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は横ばいです。僅かに溶連菌感染症の報告がありましたが、この他目立った感染症の報告はありません。
小児では、感染症は減少傾向ですが、手足口病は先週と同程度で、やや流行していると思われます。異型肺炎の報告がありました。
花粉症(鼻炎)は横ばい、花粉症(結膜炎)は先週に比べ減少しています。また、流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。
夜間、朝方の気温は、少しずつ下がってきましたが、まだまだ日中は暑い日々が続いています。夏休みも終わり、新学期が始まります。体調管理に気を付け、元気に過ごしましょう。
2015年8月第5週
成人では、気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、そのほか目立った感染症の報告はありません。
小児では、溶連菌感染症と水痘(みずぼうそう)がわずかに増加しました。
手足口病が少し増加し依然高い値でみられました。ヘルパンギーナは前回より減少し、夏休み前に比べると約半数になっています。これらの夏かぜは、治った後も1~4週間は便の中にウイルスが排泄され、また、感染しても発病せずにウイルスを排泄することも考えられることから、日頃の手洗いが大切です。
花粉症(鼻炎)はわずかに減少していますが、花粉症(結膜炎)は少し増加しています。
流行性の耳鼻科的疾患・眼科的疾患の報告はありません。
お盆休みに体調をくずし、かぜ症状を訴える方が増えているようです。こまめな水分補給と充分な睡眠を心がけてください。
2015年8月第3週
小児では、先週にひきつづいて、ヘルパンギーナや手足口病などの夏かぜがみられます。手足口病はいったん減少していましたが再び増加しています。今年の手足口病は、殿部、四肢に紅斑、水疱がたくさん出る方が多いようです。
成人では、気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少していますが、全体としては横ばいです。
溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、多くはありません。
紫外線皮膚炎、虫さされや、汗によるトラブルなどの皮膚疾患が多くみられます。
花粉症(鼻炎、結膜炎)などのアレルギー性疾患は多くありません。
夏休み、お盆休みで出かける機会の多い時期です。適度な休憩と水分・塩分補給をこころがけ、熱中症には十分気をつけましょう。
2015年8月第2週
小児では、先週にひきつづいて、ヘルパンギーナや手足口病などの夏かぜが流行中ですが、発生は次第に減少しつつあります。溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、発生していますが多くはありません。
成人では、気管支喘息は横ばいですが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少しています。
とびひ、あせも、ひやけ等、夏に多い皮膚疾患が増加しています。
花粉症(鼻炎、結膜炎)などのアレルギー性疾患は多くありません。
気温が高い日が続きます。昼間の暑い時間帯は、なるべく外出をひかえましょう。
2015年7月第5週
成人では、気管支喘息は横ばいですが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加し、溶連菌感染症の報告も増えています。
小児では、溶連菌感染症、手足口病が増加、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)とヘルパンギーナはやや減少しました。
皮膚疾患では、汗や紫外線による皮膚炎、とびひが増えています。
花粉症(鼻炎)は先週と同程度です。花粉症(結膜炎)が少し増えています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
蒸し暑い日が続いています。まだ体が暑さに慣れていないため、熱中症を起こしやすい時期です。こまめに水分補給をし、熱中症や脱水症には気をつけましょう。
2015年7月第4週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は若干減少しています。溶連菌感染症の報告が多少あり、僅かですが、百日せき、異型肺炎、手足口病の報告もありました。
小児では、全般的に感染症は減少傾向です。ヘルパンギーナがやや減少、手足口病がやや増加しました。
皮膚疾患では、暑くなって虫刺され、アオバアリガタハネカクシの被害などが多くなってきています。
花粉症(鼻炎)、花粉症(結膜炎)ともに減少しています。耳鼻咽喉科ではその他の流行性疾患の報告はありません。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
気温が上がり、真夏日の日が多くなってきました。こまめに水分補給をし、熱中症にはじゅうぶん気をつけましょう。また、長袖や帽子の着用、日焼け止めの使用など紫外線対策も行いましょう。
2015年7月第3週
成人、小児共にインフルエンザの報告はありませんでした。成人の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)・気管支喘息は横ばいです。
小児の感染性胃腸炎はやや減少していますが依然高い水準です。ヘルパンギーナは先週に引き続き増加しています。
伝染性紅斑(リンゴ病)も少し増加しています。溶連菌感染症の報告はまだ多少ありますが、徐々に減少しています。
紫外線による皮膚トラブルやあせも、とびひ、虫刺されなどの夏の病気が増えていますのでご注意ください。
花粉症(鼻炎)は先週と同程度ですが、花粉症(結膜炎)は、先週に比べ減少しています。流行性結膜炎は、流行っていません。