流行中の病気情報一覧週間疾患情報

成人では気管支喘息は横ばいです。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は増加傾向です。流行している疾患はありません。
 小児では溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)は先週と同程度ですが、他の疾患は減少傾向です。
 皮膚疾患では、今週も特別な皮膚感染症等はありませんでした。
花粉症(鼻炎)は増加してきましたが、まだ少なめです。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告がありました。
 花粉症(結膜炎)は、先週と比べて増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
 早朝、夜間の気温は少し下がってきました、扇風機や冷房の使い過ぎなど、油断して体調を崩さないように気をつけましょう。また、日中の気温はまだまだ高く厳しい残暑が続いています。十分な水分の摂取も忘れないように心がけましょう。

2012年9月12日

2012年9月第1週

 成人では、気管支喘息は横ばいです。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少しています。溶連菌感染症や異型肺炎の報告がありました。小児では、溶連菌感染症と流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、少し増加しています。水痘(みずぼうそう)、手足口病、異型肺炎などは、先週と同程度です。皮膚疾患では、流行っている特別な皮膚感染症等はありません。花粉症による鼻炎は少し増えてきました。今後、秋が深まってくると増加すると思われますが、今はまだ少ないようです。結膜炎は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

 夜間の気温は、少し下がってきましたが、まだ日中は蒸し暑く、厳しい残暑が続いています。体調を崩さないように、栄養バランスや休養を心がけ、体調管理に気を付けて下さい。

2012年9月5日

2012年8月第2週

  先週に引き続き、特に流行している感染症はありません。成人では喘息がやや増加しています。
 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、ヘルパンギーナの報告もありますが、多くはありません。
 花粉による結膜炎・鼻炎は少ない状態が続いています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
 小児で顔や腕、太ももに発疹のでるウイルス感染が多くはありませんがみられます。
 皮膚科では、気温の上昇に伴い、あせも、とびひ、虫さされ、毛虫皮膚炎が増え、アオバアリガタハネカクシの被害もみられています。山や海に行かれる際は、日焼け対策、虫対策を充分心がけましょう。
 暑い日が続きますので、熱中症に気を付け、屋外、屋内問わず定期的に適度な水分補給と、涼しい場所での休息を心がけるようにしましょう。

2012年8月8日

2012年7月第5週(8

 夏休みに入り、特に流行している感染症はありません。ヘルパンギーナやアデノウイルス感染症、溶連菌感染症、おたふくかぜ、水ぼうそう、マイコプラズマ肺炎など様々な感染症が見られますが、いずれも多くはありません。感染性胃腸炎も引き続き見られますが、原因としてはキャンピロバクターなどの細菌性の割合が高くなってきました。キャンピロバクターは小児の細菌性胃腸炎の原因として最も多く、鶏肉などの肉類に付着していることが多い菌です。肉そのものの加熱が不十分な時や、まな板や包丁など調理器具を介して生野菜に付着して感染する例が多く見られます。季節柄バーべキューや焼き肉などをする時は生肉をさわる箸を別にしたり、まな板や包丁にも注意が必要です。
 花粉による結膜炎・鼻炎は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
 気温の上昇とともに、あせもやとびひ、虫さされ、紫外線に伴う皮膚のトラブルが増えてきましたのでご注意ください。

2012年7月30日

2012年7月第4週

 成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。その他、流行している疾患の報告はありません。
 小児では、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が増加しています。水痘(みずぼうそう)、ヘルパンギーナはやや増加しています。溶連菌感染症は先週と同程度みられています。
 皮膚疾患では、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)は横ばいです。虫刺されも増えており、今年初めてアオバアリガタハネカクシによるやけど様皮膚炎の報告もありました。
 花粉によるアレルギー性鼻炎は先週に比べ若干増えていますが、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 梅雨も明け、本格的な夏を迎えました。熱中症予防のため、水分をこまめに取るようにしてください。また、外出時は日焼け対策も忘れないようにしてください。

2012年7月30日

2012年7月第3週

 成人では、気管支喘息や、感染性胃腸炎は横ばいです。異型性肺炎の報告がわずかにありますが、その他に流行している疾患はないようです。
 小児では、溶連菌感染症が増加しています。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、ヘルパンギーナは先週と同程度です。インフルエンザの報告は、ありませんでした。
 皮膚疾患では、伝染性紅斑(りんご病)が増えてきているようです。虫や汗、紫外線による夏の皮膚病も増えてきています。暑い日の外出の際にはタオル等をお持ちになり、汗をこまめに拭く様心掛けて下さい。虫さされにも気を付けて下さい。
 花粉症による結膜炎や鼻炎は、減少しています。流行性結膜炎は、流行っていません。
 梅雨とその間には真夏を思わせる暑い日が、続いています。程度な水分摂取を心がけ、紫外線対策にも、お気を付け下さい。

2012年7月30日

2012年7月第2週

 インフルエンザはほぼ終息状態になり、報告はごくわずかです。
 成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(おう吐下痢症)は横ばいです。異型肺炎の報告がわずかですがありました。
 小児では、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)などの夏かぜや溶連菌感染症は前週と同程度の報告がありました。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、突発性発疹症は減少傾向にあります。
 皮ふ科では、特別な皮ふ感染症はありませんが、伝染性紅斑(りんご病)が少しずつみられます。
 雨の日が多いせいか花粉症は減少しています。流行性結膜炎の報告はありませんでした。
 気温、湿度の高い日が続きます。食中毒を起こさぬよう、食品の管理には十分ご注意ください。

2012年7月30日

2012年7月第1週

 成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎は減少し、異型肺炎の報告がありました。インフルエンザの報告はありませんでした。小児では、まだ、インフルエンザがみられ、ヘルパンギーナ、プール熱などの夏かぜが増えています。
 雨の日が多いせいか、花粉症(鼻炎、結膜炎)は減少傾向です。流行性結膜炎はみられていませんが、毛虫や蚊、ダニなど虫による被害が増えています。小・ 中学校では、プールが始まりました。のどのはれや目の充血がある場合には、早めに検査を受けましょう。梅雨に入り、湿度の高い季節になりました。カビの発 生や食中毒に注意しましょう。

2012年7月1日

2012年6月第5週

 インフルエンザは、ほぼ終息しました。
 小児の感染性の病気では、溶連菌感染症、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘(みずぼうそう)、伝染性紅斑(りんご病)などが、みられます。いずれも多くありません。ヘルパンギーナ、プール熱などの夏かぜが増えてきました。
 現在流行している皮膚感染症はありません。日照時間が長く、紫外線がつよい季節となりましたので、ひやけに注意してください。
 花粉症(鼻炎、結膜炎)は減少傾向です。流行性結膜炎(はやり目)もすこし見られます。
 気温が上がってきますと熱中症に注意してください。気温が高い昼間は、はげしい運動はさけ、こまめに水分や塩分をとるなど予防につとめてください。

2012年6月25日

2012年6月第4週

 成人では、引き続きインフルエンザの報告はありません。気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、溶連菌感染症の報告がありました。
 小児では、インフルエンザは減少していますが、まだA型の報告がありました。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しており、溶連菌感染症、水痘(水ぼうそう)、感染性胃腸炎はやや減少しました。
 現在流行している皮膚感染症はありませんが、やはり毛虫などの害虫による皮膚炎が急に増えてきました。
 花粉症(鼻炎)は減少傾向にありますが、耳鼻咽喉科でもヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎の報告が少数ありました。
 結膜炎は先週と同程度で横ばいです。また流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 梅雨に入りましたが、これからは晴れた日の気温は高くなりやすく、熱中症にはご注意下さい。

2012年6月18日