流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2011年12月第3週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(おう吐下痢症)は横ばいです。異型肺炎、伝染性紅斑(りんご病)の報告がありました。
小児では、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が微増し、手足口病、伝染性紅斑がやや減少しました。
皮膚科では、特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患はありません。
花粉症は鼻炎、結膜炎ともに減少しています。流行性結膜炎(はやり目)の報告はありません。
インフルエンザは小児を中心に増加しています。医療機関によっては、インフルエンザワクチンの在庫がなくなったり、少なくなっているところもあるようです。接種がまだお済みでない方は、お早めにかかりつけの医療機関等にお問い合わせください。
寒くなってきました。体調を崩さないように健康には十分注意してお過ごしください。
2011年12月第2週
A型インフルエンザは成人、小児とも、わずかに増えています。インフルエンザの本格的な流行が始まる前に、ワクチン接種を済ませてください。
溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増加していますが、多くはありません。
感染性胃腸炎横ばいですが、これから増えてくると予想されますので、感染予防ため、流水・石けんによる手洗いを励行してください。
気管支喘息はやや減少していますが、引き続き見られます。
皮膚の乾燥によるトラブルが増えています。加湿器の使用や入浴後の保湿を心がけてください。
花粉症は鼻炎症状を訴える人は増えていますが、結膜炎はやや減少しています。
今年は暖かい日が続いていますが、気温の差が激しいので、体調管理には充分ご注意ください。
2011年11月第5週(12
急に寒くなり体調を崩す方が少し増えてきました。インフルエンザは成人、小児ともにA型が散発的に見られます。ただ一部の幼稚園や小学校では集団で発生している所もあり、注意が必要です。
感染性胃腸炎や手足口病、溶連菌感染症なども引き続き見られますが、多くはありません。小児では乳幼児でRSウイルスによる気管支炎や肺炎が見られ、入院を要する例も少なくありません。また例年に比べマイコプラズマ肺炎が多く、標準的な薬が効きにくい例が多いようです。
気管支ぜんそくの発作を起こす方も引き続き見られます。気温の変化やウイルス感染などがきっかけでぜんそく発作を起こす事が多く、予防的な治療が必要です。
空気の乾燥が強くなり、乾燥による皮膚のトラブルが増えています。保湿剤を上手に使いスキンケアを心がけてください。
2011年11月第4週
成人では、気管支喘息の患者さんの悪化はひき続きみられていますが、感染性胃腸炎=嘔吐下痢症=は横ばいです。
小児では、溶連菌感染症がやや増加していましたが、流行性耳下腺炎=おたふくかぜ=、水痘=水ぼうそう=、手足口病はやや減少しています。
インフルエンザは小児、成人ともにA型インフルエンザの報告がありました。散発的に少ないながらもインフルエンザの流行が続いているものと思われます。
今週も流行している皮膚感染症、皮膚疾患はありません。
花粉症も徐々に減少していて、流行性結膜炎=はやり目=の流行もありません。
時期的にも気温が下がってきましたので、風邪などひかないよう手洗い、うがいの励行に勤めてください。また、インフルエンザの予防接種をまだ受けてない方は急いで受けるようにして下さい。
2011年11月第3週
成人では、気管支喘息は若干減少していますが、感染性胃腸炎は横ばいです。
小児では、手足口病、水痘(みずぼうそう)がやや増加しています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)は、横ばいかやや減少しています。
9月中旬から見られていたA型インフルエンザは成人、小児ともに見られなくなりました。幼児でB型インフルエンザの報告がありました。
流行している皮膚感染症、皮膚疾患はありません。
花粉症は、鼻炎・結膜炎ともに減っています。流行性結膜炎(はやり目)の報告はありません。
インフルエンザの報告は、まだ多くありませんが、今後の情報に注意してください。インフルエンザワクチンによって免疫ができるのに2週間ほどかかると言われています。予防接種がまだの方はお急ぎください。
朝夕の気温が下がってきました。体調を崩さないよう健康に十分留意してお過ごしください。
2011年11月第2週
例年この時期から増えてくる気管支喘息と感染性胃腸炎については、成人では横ばいですが、小児では増加しています。成人で異型肺炎の報告がありました。 夏に多かった手足口病、伝染性紅斑(りんご病)が小児でまだ見られますが、少数です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)も見られますが、いずれも多くありません。インフルエンザは成人、小児ともに減少しています。
流行している皮膚感染症、皮膚疾患はありません。
花粉症は前週と同程度みられます。流行性結膜炎(はやり目)の報告はありません。
先月から多くの医療機関でインフルエンザワクチンの接種が行われています。予防接種の効果が出てくるまで2週間ほどかかりますので、早めの接種を受けましょう。特に小児、高齢者、呼吸器・心臓・腎臓などに持病をお持ちの方は積極的な接種をおすすめします。
2011年10月第6週(11
今週も、インフルエンザが小児、成人ともに報告されています。インフルエンザワクチンの接種が始まっていますので、早めに接種をおすませくだだい。特に小児や高齢者、呼吸器の病気などの持病をお持ちの方は、積極的に予防接種を受けられることをお勧めします。外出後の手洗いやうがい、マスクの着用なども引き続き行っていきましょう。
気管支喘息,感染性腸炎は横ばいです。
小児では、水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症、伝染性紅斑(リンゴ病)がやや増加しています。
花粉症による鼻炎、結膜炎は先週と同程度です。
特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患はありませんが、寒くなり、手荒れや、乾燥性の皮膚炎を訴えて受診される方が増えてきました。入浴後の早めのスキンケアをお勧めします。
急に寒くなってきました。体調管理には充分ご留意ください。
2011年10月第5週
気管支喘息や気管支炎など、咳が続く方が増加しています。アレルギーが原因の病気として、気管支喘息のほかにアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎も先週に引き続き多く見られます。
小児の感染症では、伝染性紅斑(りんご病)、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)などが見られていますが、いずれも多くありません。
季節はずれのインフルエンザは、引き続き見られていますが、散発しているような様子で集団発生はしていません。
嘔吐症状のつよい感染性胃腸炎がみられはじめています。
皮膚科では、とくに流行している病気はありません。
2011年10月第4週
気管支ぜんそくは、成人では今週に入り減少していますが、小児では多く見られています。成人でも異型肺炎が見られましたので、注意してください。
小児では夏に流行していた手足口病がまだ散見されています。その他、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)も、僅かですが見られます。
9月の半ばに、松山市の南部地域に限局して見られていたA型インフルエンザですが、南部地域ではほぼ見られなくなりました。先週から始まった北東部での報告は、今週も同じくらいでした。又、B型インフルエンザの報告も僅かですがありました。
今週も特別な皮膚感染症、皮膚疾患はありませんでした。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
花粉症は、先週と比べて少し増加しています。花粉アレルギーの人は外出時のマスク、メガネや帰宅時のうがいや手洗い等、春先と同様の対策に心がけてください。日中は暑い日もありますので、健康管理には十分気を付けてください。
2011年10月第3週
成人では、気管支ぜんそくが増加しています。15歳以上の方に、インフルエンザの報告がありました。また異型肺炎の報告もありました。
小児の気管支喘息と感染性胃腸炎は、やや増加しています。夏、非常に流行していた手足口病やヘルパンギーナ、伝染性紅斑(りんご病)は横ばいか減少しています。松山の南部地域で見られていたA型インフルエンザは減少しましたが、北東部での報告数が増加しています。
特に流行している皮膚疾患は、ありません。
花粉症は、鼻炎、結膜炎ともに増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
今月に入り、朝夕の気温が急に下がってきました。成人、小児ともにインフルエンザの報告があり、体調を崩す人が増えてきています。朝晩などは温かくして、帰宅後の手洗い、うがいを行いましょう。睡眠を十分にとり、体調管理に十分気を付けて、お過ごしください。