病気について知る病気の解説
あなたの気になる病気や症状を
松山市医師会の専門の医師がわかりやすく解説します。
気胸について
梶浦病院 外科 牛丸哉也 先生 肺という臓器は、胸膜(きょうまく)という薄い膜で覆われた風船のような構造をしています。この胸膜が破れて肺がしぼんでしまうのが気胸という病気で、胸の痛みや息苦しさが突然起こり発症します。肺 […]
内科診察室の超音波検査(エコー)
武智ひ尿器科・内科 武智知子 先生 愛用している医療機器の超音波検査についてご紹介します。この検査は、体の中に超音波を送信して、臓器からはね返ってくる反射波を映像化します。 右下腹部疼痛があれば虫垂炎を疑い、疼痛部 […]
睡眠障害について
暑くて寝苦しい日が続いているかもしれません。精神科・心療内科で睡眠についての相談はとても多く、不眠がうつ病などの精神疾患につながることもあります。睡眠については厚生労働省から「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠1 […]
多汗症について
松山市民病院 皮膚科 野間陽子先生 まだまだ暑くて汗をかく日が多いと思います。本来汗は体温調節の役割もあり、気温が高いときや、運動して体温が上がると汗をかいて水分を蒸発することで体温を下げる役割があります。体のためには […]
患者さんから聞かれる素朴な疑問 「全身麻酔から目が覚めたら痛いのですか?」
南松山病院 麻酔科 德岡 浩信 手術を受ける患者さんは、「この病気は手術をして治るのだろうか」「手術はうまくいくのだろうか」「全身麻酔から目が覚めるのだろうか」と、多くの不安を抱えて手術にのぞまれております。 われわ […]
貧血に関するお話
貧血が起こる原因はさまざまですが、その80%以上が体内の鉄不足による「鉄欠乏性貧血」といわれています。特に、月経や出産で血液が失われる女性は貧血になりやすく、2015年厚生労働省の調査によると、成人女性の約10%、さら […]
認知症についてのおはなし
高齢化社会が進むにつれ、認知症になる人が増加しています。2012年には全国で認知症患者が460万人、高齢者の15%でしたが、2025年には675万人、高齢者の20%が認知症になると予測されています。 認知症は年齢を重ねる […]
眼底検査を受けましょう
「良く見えているので、大丈夫」…このような場合、眼科を受診する動機はなかなか得られないと思います。しかし、目の病気には、初〜中期までは自覚症状に乏しいものがあります。加齢や目の病気で「ぼんやり、暗い、かすむ、視界が狭い」 […]
小児の機能性(無害性)心雑音
もし、乳幼児健診や園・小中学校の内科検診で“心雑音”を指摘されたら、「こんなに元気なのにもしかして心臓に病気があるの?」「今までかかりつけの先生にはそんなこと言われなかったのにどうして?」、そう考えてしまうかもしれませ […]
いちご状血管腫(けっかんしゅ)のお薬について
赤ちゃんの顔や体に発生する、いちごを張り付けたような赤いアザを「いちご状血管腫」と言います。このアザは生まれた時からあることは少なく、生後1カ月ごろに発生して急速に大きくなります。1歳ごろに最大となり、その後は自然に小さ […]