第1看護学科*1年生(第18期生)「フィジカルアセスメント」
2024年12月16日(月)
カテゴリ:授業の様子
令和6年10月25日(金)
第1看護学科*1年生(第18期生) フィジカルアセスメント 「呼吸音の聴取」
フィジカルアセスメントとは、人々の健康状態を身体的・精神(心理)的・社会的な視点から総合的に査定(アセスメント)するということを意味します。
アセスメントをするためには観察をする術が必要です。また、人体の構造と機能が理解できていないと、アセスメントはできません。
まず最初に「呼吸をしている胸や背部はどう動いているか」を互いに観察します。
肋骨がどう動いて肺が膨らみ、縮むかを手掌で感じ取ります。
次に呼吸音を聴きます。非常に小さい音なので最初は聴こえません。
正しい位置に聴診器を押し当て、集中すると聴き取れるようになります。
これが「正常」の音と理解します。
最後にシミュレーターで「異常呼吸音」を聴取します。
なぜこのような音になるのかは次回の授業で考え、学びます。
一度にたくさんのことを覚えることはできません。考え方も一回では習得できません。
以前に学習した知識を思い出し、観察した事と繋げアセスメントできるようになっていきます。
一歩ずつ成長していきましょう。