令和5年10月19日（木）　「令和5年度宣誓式の挙行」

真っ青な秋晴れの空が広がるこの日、松山看護専門学校第17回宣誓式が挙行され、
第1看護学科第17期生、准看護師科第72期生が式典に臨みました。

看護学校に入学して半年が経ちました。
看護の道は思っていたよりも大変で難しいものであること。それを実感したことによってこれからの道のりを不安に思いはじめる時期でもあります。

そんな思いを持つ仲間と、看護学校に入学しようと思った時の気持ちを思い出し、ナイチンゲール誓詞を唱和し、看護の灯（ともしび）をナイチンゲール像から受け取ります。
自分の胸の前に持つ小さな灯を見つめながら、それぞれ思いや決意を新たにできたのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染症への基本的な対策は、看護学生としてまだまだ日常的なものではありますが、この日は式典にお招きする保護者の方の人数を4年ぶりに制限を設けず行いました。
たくさんの保護者の方にご参列いただき、見守られながらの温かい式典となり、
ご来賓の方や、松山市医師会長、学校長、自治会長からも激励のお言葉をいただきました。

式典を終えた学生からは、たくさんの気持ちが溢れていました。

◆「早く臨床の場に携わりたい気持ちもあったが、知識不足を不安に思う気持ちもあった。今日の式典に臨むことで、まだスタート地点であり焦ることはない、じっくり看護に向き合っていこうという気持ちになれた」

◆「これから臨地実習を迎えた時には苦しいこともあると思いますが、その時には今日のナイチンゲールからいただいた灯でいっぱいの景色を思い出すと思います。きっと頑張れると思います」

◆「漠然と人の役に立つ仕事につきたいと思い松山看護専門学校に入学しましたが、宣誓式をしたことによって看護の役割の重要さに改めて気づきました。人の心に寄り添える看護師になりたいという気持ちが入学時よりより一層強くなりました」

◆「これからの大変なことを一人では乗り越えられないと思うけれど、今日同じ気持ちを共有できた仲間とならきっと頑張っていけると思います。素敵な看護師になりたいです」

宣誓式が新たなスタート地点です。これからも頑張っていきましょうね。