第1看護学科*1年生(第17期生)「安楽の援助」
2023年6月26日(月)
カテゴリ:授業の様子
令和5年5月26日(金)
第1看護学科 1年生(第17期生)* 基礎看護技術Ⅰ「安楽の援助」
患者の身体的・精神的・社会的苦痛を取り除くために、看護行為には「安楽の援助」が伴います。
今日は、安楽の援助の一方法として、3つの演習に取り組みました。
1.手浴・マッサージ
湯で手を温めて、マッサージを行いました。
看護師役が「お湯加減はいかがですか」と確認することで、患者役は「気持ちいい」とリラックスしていました。肩こりのある学生は、肩をもんでもらい気持ち良かったようです。
2.冷罨法
熱が出ると冷やします。身体のどこをどう冷やしたら効果的なのか、冷やし続けるとどんな苦痛があるのか、体験しました。
「氷枕は結露が体に直接当たるため、タオルで包まないと不快になると思った。」など、友人の意見をきちんとメモして、患者さんに接する時の気持ちで記録をとっていました。
3.温罨法
湯たんぽを腹部に当てると、数分で全身が温まります。
「気持ち良くて眠たくなった。」
「患者役の顔色が赤くなる様子を見て、血行がよくなっているのを実感できた。」
「『気持ちいいな』と喜んでくれる患者さんを見て、看護師だけでなく、周りの観察者も幸せな気持ちになれた。」
「快適さ・不快さ」から患者の気持ちを少し想像する機会になりました。
「患者さんによってマッサージの強さの好みが違うのでマッサージの強さの好みが違うので、マッサージを行いながら強さ加減を調整していくとより気持ち良く安楽を提供できるのではないかと考えることができた」
たくさんの気づきがあった演習でした。