第1看護学科*1年生(第17期生)「地域の健康支援~見てこんけん実習Ⅰ~」
2023年10月20日(金)
カテゴリ:授業の様子
第1看護学科*1年生(第17期生)
「地域の健康支援 ~見てこんけん実習Ⅰ~ 」
少し前にはなりますが…
第1看護学科の昨年からの新カリキュラムとして実施している「見てこんけん実習Ⅰ」の様子です。
(見てこんけん、というのは「見てこよう」という愛媛の方言です)
この実習では、公民館や診療所で実習をさせていただき、松山市内、松山看護専門学校周辺で生活する地域の人々の健康を支援する方法を学びます。
公民館での実習を前に松山市教育委員会地域学習振興課の方に来校していただき、社会教育の概要と現状のほか、松山市公民館や事業の紹介の講義をしていただきました。
公民館を利用する機会が少ない学生にとって、公民館が地域住民の生活に密着していることや、あらゆる世代の誰もが利用できる場であることを知る機会となりました。
そしていよいよ、公民館、地域の診療所へ出発です。
看護学生として地域医療の現場に入らせていただくのは初めて。
午前中は実習をさせていただき、午後は学校へ戻ってお互いの学びで得たことや感想の共有です。
最初は「どうして看護師を目指すために公民館に実習に行くのかわからなかった」と言っていた学生たちでしたが、実際の現場で学ばせていただいた後は表情が全く違いました。
「地域の健康支援が、診療所や病院での疾患予防に大きく貢献していることがわかった」
「病気の予防は、病院でだけ行われているのではないと実感した」
「看護師は患者にだけ寄り添えばいいのではなく、ご家族やヘルパーさんなどとも関わる必要があることがわかった」
「自分の住んでいる地域の健康支援がどんなものか、もっと知りたくなった」
看護学生としてこれからもたくさんの講義や実習が待っています。
なりたい自分になるために、これからも頑張っていきましょう。